§このページでできること
- 配布キットを自分のパソコンに入れる
- ちゃんと入ったかを3つの質問で確かめる
- 最初の1週間で、自分用に育て始める
CLAUDE.md・rules・skills・hooksがそれぞれ何なのか、という説明はここではしません。実践テキスト第2章と、補助資料「CLAUDE.md・rules・skills・hooksの使い分け」にあります。このページは手順だけです。
§前提
- 対応OS: macOS・Linux(Windowsは未確認です)
- Claude Codeが動いていること(まだの方は第0章へ)
- Node.jsが入っていること(Claude Codeを入れた時点で一緒に入っています)
- 追加費用はかかりません。キットもその中身も無料です(APIキーを使う設定に自分で切り替えた場合だけ、使った分の従量課金が発生します)
§1. 入れ方
§AIに任せる(おすすめ)
次の3ステップだけです。
- キットを手元に落とす: GitHubのページを開き、緑色の「Code」ボタン →「Download ZIP」を押します。ダウンロードされたファイルを解凍してください(gitが分かる方は
git cloneでも構いません) - ターミナルでそのフォルダを開く: ターミナル(黒い画面に文字を打ってパソコンに命令するアプリ。MacはLaunchpad →「その他」→「ターミナル」で開けます)で、解凍したフォルダを開き、
claudeと打ちます - 1行お願いする: Claude Codeが起動したら、次の1行を送ります
SETUP_FOR_AI.md どおりにセットアップして
セットアップ中、Claudeがあなたのパソコンでファイルのコピーと設定の書き換えを行います。元のファイルは必ず控えを取りますので、気に入らなければ「元に戻して」と言えば戻せます。
同じ名前のファイルがすでにある場合も上書きはせず、「どう混ぜるか」の案を出して止まります。中身を見てから決めてください。
§手動で入れる
- リポジトリをダウンロードして展開します
templates/の中身(CLAUDE.md/rules//skills//hooks/)を~/.claude/にコピーしますsettings-example.jsonを見ながら、~/.claude/settings.jsonにhooksの設定を書き足します。JSON(設定を書くための決まった書き方のテキスト)なので、カンマや括弧を消さないよう気をつけてください。すでにsettings.jsonがある方は、hooksの項目だけを足します- 記録の保存先を変えたい方は、環境変数(パソコン全体で共有される設定の置き場所)
CLAUDE_NOTES_DIRを設定します。既定は~/Documents/ClaudeNotes/です。Obsidianを使っている方は、保管庫のパス(ファイルやフォルダの住所のこと)を指しておくと、作業記録がそのまま第二の脳に溜まります
§何が入るか
CLAUDE.md… 憲法。冒頭に「まず10行」の記入欄がありますrules/標準4本 …01_communication(話し方の好み)/02_safety(触ってほしくないもの)/03_work-style(進め方)/05_docs-update(記録の更新)rules/optional 2本 …04_git/06_rule-placement。コードやサイトを作る方向けです。慣れてから入れれば十分なので、最初は使わなくて構いませんskills/3本 …make-skill(今の手順をスキルにする)/explain-url(URLの中身を要約する)/daily-report(日報を作る)hooks/4本 … 作業記録を日報に自動追記、引き継ぎ書(HANDOVER)の自動生成、次回の会話への引き継ぎ自動読み込み、会話のタイトル付けdocs/troubleshooting.md/docs/customize.md
引き継ぎ書は、会話の終わりと、圧縮(compact=会話が長くなった時にAIが過去のやり取りを要約すること)の直前の両方で作られます。
§2. 入った直後に確かめる3つ
確認の前に、新しい会話を始めてください。Claude Codeで /exit(スラッシュコマンド=先頭に / を付けて打つ、Claude Code専用の命令)と打って終了し、同じ画面でもう一度 claude と打ち直します。これをしないと、設定を入れる前の会話のままなので正しく確認できません。
- 憲法が読まれているか: 「私について知っていることを3つ挙げて」と聞きます。CLAUDE.mdの冒頭「まず10行」の内容(まだ
◯◯のままのはずです)が返ってくれば成功です - 記録が溜まり始めたか: 何か1つ頼んで会話を終えます。
~/Documents/ClaudeNotes/(または指定したフォルダ)に今日の日付のノートができていれば、hooksが動いています - スキルが呼べるか:
/make-skillと打ちます。「どの手順をスキルにしますか」と聞き返してくれば成功です
1つでも空振りしたら、下の「5. うまくいかない時」へ進んでください。
§3. 最初の1週間でやること
- 1日目: 憲法を10行書く。
~/.claude/CLAUDE.mdの冒頭にある「まず10行」の欄を自分の言葉で埋めます。事業の一言説明、体制、守ってほしい原則2つ。それ以上は書きません - 2〜3日目: rulesを1本だけ自分用に直す。標準4本のうち、最初に触るのは
01_communication.md(話し方の好み)だけで十分です - 4〜7日目: 3回やった作業を1つスキル化する。同じ手順を3回繰り返したと気づいた時点で、「今の手順をスキル化して」と頼みます。
/make-skillが形を整えてくれます - hooksは触りません。作業記録と引き継ぎ書が勝手に溜まっていく様子を、1週間眺めてください。使い道が見えてから直したほうが早く終わります
§4. 自分用に育てる
覚えておく数字は3つだけです。
| 対象 | 目安 |
|---|---|
| CLAUDE.md | 200行以内 |
| rules・skillsの1ファイル | それぞれ500行以内 |
| スキル化の判断 | 同じ手順を3回やったら |
- 太ってきたら分割する: CLAUDE.mdが200行を超えたら、テーマごとに
rules/へ出します。「CLAUDE.mdが長くなったので、◯◯の部分をrulesに切り出して」と頼むだけです - 案件フォルダ側に置く判断: そのルールが「どの仕事でも効くか」で決めます。効くなら
~/.claude/(全体に効く場所)、1つの案件でしか使わないなら、その案件フォルダの.claude/に置きます。迷ったら案件側です。あとで全体に上げるほうが、消して回るより簡単です docs/customize.mdに、rules 6本(標準4本+optional 2本)それぞれの「どこを書き換えると何が変わるか」を書いてあります
§5. うまくいかない時
docs/troubleshooting.md の3チェックを、上から順に試してください。
- 場所: ファイルが
~/.claude/の直下にあるか。ダウンロードフォルダに置いたままになっていないか - 名前:
CLAUDE.mdが大文字になっているか。claude.mdでは読まれないことがあります - 配線: hooksだけ動かない時は
~/.claude/settings.jsonの書き方です。「settings.jsonを見て、hooksが正しく設定されているか確認して」とAIに頼むのが一番早く済みます
それでも直らない時は、画面に出ているメッセージをそのままコピーしてAIに貼り、「これはどこで失敗していますか」と聞いてください。
§関連
- 実践テキスト 第2章 2-1「CLAUDE.mdは憲法、rules/は法律」
https://www.michi-gaeru.net/materials/textbook/ch02.html - 実践テキスト 第2章 2-2「スキルはポケモンのわざマシン」 / 2-3「Hooks+HANDOVER.mdでコンパクト自動引き継ぎ」
- 補助資料: CLAUDE.md・rules・skills・hooksの使い分け
https://www.michi-gaeru.net/materials/textbook/guide-4layers - 動画: Claude Code徹底解説 Vol.1
{{VOL1_URL}}